青春とは青汁に似ている。青臭い、苦い、しかし何やら良いものらしい

今日の帰り道にさ


一見して中学生のグループに囲まれた


いや語弊があるな、近くにむらむらと歩いてただけって感じで干渉してないんだけど

話の内容がまる聞こえでね




男子2女子3だったかな


男子の一人はやんちゃそうな子で、もう一人はかなり真面目そうな風貌(メガネにボタン全閉め)

一度見ただけではいじめにあってる間柄にしか見えないけど、どうも違うようで



というか制服がみんな違うのね(女子は一緒だったかな


あぁこれはアレだな、ほやほやの高校1年かぁと推測

で、どうも同じ中学だった人たちらしい



やんちゃそうな子は、興味がないらしく、そそくさと何処かに行ってしまい

男1女3の図式(僕ならまずこの場を去る状況



女sが男にたかるというか、絡むなら分かるが

男の子が必死に女の子sに話しかけてるんですわ



見かけだけしか知らないけど、大人しい子でもあぁいうの?するんだな

いやなんか飢えてると言うか何というか

どうにかして話を持たせようと

必死になっててねぇ


「痛いからやめときな」  

「家に帰ってから後悔するぞ」

「ほら、女の子の顔ひきつってるよ」

なんて言いたくなるような可哀そうな感じで




必死に自分の近況なんか話しちゃってさ


「ほら、全然興味なさそうだよ?」

「相槌がずっと同じパターンだぞ、気づいてるか?」

とか言いたくなるような、眼を覆いたくなる状況



何が彼をあそこまでさせるのだろうか・・・?




しかし考えても見よ、人を笑える立場だろうか、己は
生まれてこのかた、あと1カ月半、日が45回ほど登れば二十歳である。
その間、まわりはというと人生における有意義な時間をさもあらんとばかりに謳歌しつくしているではないか。来るべき社会の荒波にのまれるまでに自分だけは・・・と一目散にノアの箱舟に乗り込む連中ばかりのなか、いいや俺はへこたれぬ、自分を曲げぬと石の上に三年座り込んでいるような偏屈な男は私以外にそうはいるまい。そう、時が来ればいの一番に波に呑まれるような馬鹿者だ。
さて、そんなことはさておき、これまでのことである。
上記の通り、恥ずかしげもなく異性へうつつを抜かしているアホどもを「それでも貴様ら文明人か」「そんなに女(男)が恋しいならば猿に生まれてこればよかろう」「大和魂を忘れたか!それでも日本男児の端くれか!」「品性を持て、大和撫子たらんとせよ」などと見下し、青春行事に真っ向から立ち向かい、ことごとくせんでも良いことをやりつくしてきたのは、なにゆえであるか。


なんて森見よろしく書いてみた

なんなんだろうね、ほんとにこれは

如何ともしがたい