「見届けてくれ、彼岸花」
カッコいいタイトルをつけました。まぁ本人がカッコいいと思ってるだけで他人からしてみれば「うへぇ・・・何コイツ酔ってんじゃねえのか?」と言いたくなるかもしれませんが、所詮趣味は自己満足でしょうよ
ちまたで流行る恋愛の歌詞ばかりならべた音楽よりは些かましだと信じたい
さてはて、二回目の水彩です、絵具です
初めて花も描いてみました。彼岸花です。学名的にはヒガンバナかな
赤と白の種類があるそうです。好きなのは白なんですが、コントラストを考えるとここは赤にしておいたほうが絵になるなということで赤に
白だと夜の絵にしたほうが映えますね
もともとあまり縁起の良い花じゃないですよね、彼岸花って
名前からして彼岸ですもんね、三途の川の向こう側ですよ
あんまり好きな人居ないと聞きましたが、割と僕は好きですね
まぁ迷信やらは話としては好きですが信じるタイプじゃないので
でまぁいつだったかふと彼岸花を見まして、
描きたいなァと思ったのが2カ月くらい前かなぁ
このところまたもや時代小説が自分の中で流行りでして、以前まで積んでいた本たちを読んだり、まだ足りないので買ったり借りたりしてます
そういうわけで無性に侍といいますか、武士が描きたくなった次第なんですね
僕は時代小説の中でも勧善懲悪はあまり好まず、どちらかというと悲劇的な話の方が好くのです
復讐する話だと、成し遂げたけど、主人公もその過程で傷を負ったりして死んでしまうとか、その手のものですね
水戸黄門とかはまぁあまり・・・
なので今回描いたものも悲劇的な感じにしました
ここまで書いておいて何ですが、実はこの絵はタイトルから先に出来て
流れを言うと、小説読みふけった後に彼岸花の写真を見て頭にね
「見届けてよ、彼岸花」っていうセリフが思い浮かんだのです
おお、これはなんか良いな、カッコいいなと
これで侍とか描いたらカッコいくね?よくね?
うん、いかんしてんじゃねーかwwwww
初めは侍を見送る女子を描こうかなとも思ってたんですけどね
あんまり良い構図が思い浮かばなかったもんですから
いやここは男で行こう、時代は武士だぜ
とまぁ独りではしゃいでたわけですよ(恥ずかしいな、おいwww
それはさておき
絵の方は
一応、抜き身の刀を下げてまして背には彼岸花
もう彼岸をわたって向こうには死だけ、という感じ
奥には敵たちがいるわけです(描かなかったけどね
戦って、死ぬ その前の絵です、そのつもりです
と内容はこんなところですかね
絵具で描いたのはそのほうが雰囲気でるかなと考えてのことでしたが
まだまだ腕が悪いねぇ
構図は割と気にいってるんですが、細部が駄目ですな、精進しよう
さてとせっかくなので侍やらの話をちょっとしましょうか
近頃、なんか戦国ばさら、だとか、戦国乙女でしたっけ?そんなアニメやってたりね
まぁなんか色々ゲームでもありますよね
派手な鎧とかさばる武器で戦うようなやつ、しまいには女まで参戦するんだからもうね
しかもやけに胸を強調してさ。あんなん一突きで死ぬだろう、バカじゃねーのか、鎧の意味がねぇよと思うのですわ
マンガとかでも多いですよね、完全にね時代だけっていうんだったらまだ解りますよ。僕の好きな戦国自衛隊っていう本がありますけどね、あれなんかはもう自衛隊が戦国時代でめちゃくちゃやらかす話ですから
銀魂なんかもそうですよね
どこが時代小説だ、ってくらい壊してるから良いんです
他は駄目ですねぇ、第一将軍みずからが全線であんな無茶苦茶やらかすわけがない
100人斬ったら刀なんて刃こぼれどころの騒ぎじゃない
そのあたりをもう少し考えてほしいんですよね
まぁその刃こぼれはまだ許容範囲ですけど。確かに100人斬りとかはかっこいいし、物語にもってこいですわな
しかしだ
あの鎧とか髪の毛はほんとにいただけない。
あれだけは本当に許せない。何がカッコいいのか分からない
100000歩譲ってカッコいいとしても、武士のカッコよさではない、侍の風格では断じてない。
髷を結え!馬鹿者!!!!!
日本人たるもの髪の毛は黒だ!!!!
茶色なんてのにするなら、動物園へいけ、檻に入れて看板を立ててやるよ「猿」とな
銀なんてもってのほかだ、年よりか!
なに?わざわざ染めてる?士分の風上にもおけない
まったくけしからん