ドイツ旅行記 魔女の唄声響く、ラインの上で

タイトルなんとなくいつもと変えてみた

え、何?かっこつけちゃってみたいな、ま、たまには良いかな


さてドイツ旅行記、ようやく旅行しはじめます



ライン川です。昔からちょっと気になってたところです

少し流れを描いておきますと

はじめに知ったのが、福井晴敏さんの「終戦のローレライ」を読んだあたりでした

作中に登場するドイツよりもたらされた戦利潜水艦伊507に搭載された人間兵器「PsMB1」通称「ローレライ」というのがありまして

ま、ネタばれなんですけど

音響兵器というか、そんなんでね

海上の戦闘でサシならまず勝つ、それ以外でもほぼ無敵の威力を誇るという設定で(詳しくは読んでみてください、一応欠点もあります)

ドイツで生まれ、船乗りを片っ端からぶっつぶしていくんで、「魔女」の異名をとるのです

もともとのローレライ伝説ってのが、ライン川の畔、Loreleyという地名からきた、そこで唄う魔女というか少女なのです

ライン川はものすごくうねうねとした川で、さらにそのLoreleyのあたりは流れが早いのです。

しかもすごい霧がたちこめるんですよ、僕らが行った日もちょっと小雨が降っただけだったんですが、もう遠くの山は見えない感じでね

いや正直晴天よりは雰囲気出るから好ましいのでかえって良かったですけど

そういうわけで昔から難破事故が多くて、船乗りの間でそういう唄声に惑わされて事故にあうという伝説が生まれたそうです

古城が多くあって、世界遺産にも登録されてるので、せっかくなのでこれは見に行かないといけないなーというかんじで旅の始めにここに行くことにした次第です

じゃあ旅の軌跡を辿ることにしましょう




朝は早起きして、ホテルで朝食を食べてフランクフルト駅へ

事前にレールパスをとってたので(4日分だけだが)

駅員さんにお願いして今日の分を使えるようにしましたが

ここで問題発生

駅員さんが痛恨のミスを・・・

4日分なら2カ月(だったかな)の間いつつかってもいいんですけど、この日から4日分って感じでパスに書いちゃって

おいおいどうすんのよ・・・と思ってたら修正テープで消しやがってね

いい加減なことをするものです

ま、とりあえずそれでいいからみたいなこと言われたので電車にのることにしたのです


フランクフルト駅大きいので、どれに乗るか分からんなーみたいな感じになって(ま、はじめてですので)

違う駅員さんっぽい人に聞いたら誠に親切に教えてくれるので、おおこれは助かったなァ―と、さっきのことも忘れて電車に乗り込みました

ドイツ人親切な人が多かったねー

あ、かくの忘れてましたけどね、空港でも色々と親切にしてくれた人もいました

旅の途中でそういうことしてもらえると、一気に国の評価があがりますよね

というわけで私も日本で外人さんには親切にすることにしています(一部地域を除く)


それはさておき無事電車に乗り込んだ後は車掌さんのお時間ですわな

あ、ちなみにドイツって改札ないんですよ

電車の中で確認とるわけですね

そしたら案の定ね、この修正テープなによ?みたいなことになるわけです

何も言わずにそういうことやるから、まぁこんなことになるわけです

なんて説明しようか―みたいなことになりましたが、いくらか喋るうちに納得してくれたようで、その車掌さんが親切にもパスに事情をドイツ語で描いてくれたのでこれ以降はそう問題もなく4日分はパスが使えました

さて、電車にのって、どこへ行くかというとマインツ中央駅です

こんなとこです、実はここからライン川の観光クルーズがケルンまで出ているのですが、それにのってしまうとえらく時間がかかってしまうので、もう少し先廻りして乗ることにします

というわけでマインツはすぐ終わってしまって(もうちょいここも見たかったんだけどね)

乗り換えて電車はビンゲン駅へ

ここは寂しい駅でしたねーま、小さいところだからかもしれないですけど

本によるとここからすぐ船着き場があるというので、それらしい方向に歩いてみます

今回ね、ほんと用意がおろそかだったので、大まかな地図とロンドンで買ったコンパスが非常に重宝致しました

コンパス大事だぜ、旅人には必須だぜ


さ、見えてきました。ドイツの母なる川、ライン

まー川だねー

そんなわけで川のほうまで辿りついたのはいいんですけど

船着き場が分からん・・・

仕方ないので道行く人に聞いてみても、船なんてのらないから分かんないと言われる始末

まぁたしかにそうか・・・地元の人はのらねぇわ

ようやく一人の方が知っていたので、着きました


船着き場にはこんなものが

花がきれいだったのでとってみたりも、何かは知らんけど

さて、いよいよ乗船です


わりと早いです

中で食事ができると聞いていたのですけど、船内でしか食べれない感じで、そうすると外があんまり見れないので諦めました

そんでもって出発してすぐ小雨が降って参りました

あとすごく寒い

カーディガンまで来てたんだけど、これコートいるじゃん・・・ってレベルだった

陸を見ながら進んでいきます

でもちょっと遠いせいか写真はあんまりなんだな・・・スマホのカメラだしね・・・

こればっかりはほんとに行ったほうが感動すると思います

船の上はこんな具合です、もちろん外人ばっかりだけど、どうもドイツ人だけではないみたい

遠くの街には教会も

川の中のちょっとした陸地に城があったり

丘の上にも城があったり

ロードオブザリングみたいな雰囲気だなぁとかおもったね

さて、これがそのローレライ、ま、地名ですね



一応遠目にですが、少女の銅像も確認できました

そして、ここで船旅は終わり

終点ではないんですが、迫る予定のため、ザンクトゴアール駅にて下船します

街の雰囲気はこんなんですね、静かな町です

しかし、ここで問題発生

地図がないから、駅が分からない・・・

迷う迷う

あ、これわたしです

前のほうは友人I氏かな、N氏撮影の迷子中のやつですね

なんとか線路を見つけたので、そこを辿ることに

予定の時間がどんどんずれこむwww

まぁ想定の範囲内です

ようやく駅についたので、ここから一直線にケルンへと向かうのでした




次回、ケルン編(短いけど)