久しぶりの釣り

釣り行ってきました

9ヶ月ぶりくらいかな、もっとかもしれない

実験&製図のオンパレードで土日どっちか潰すなんて自殺行為だったし

院試のtoeicが5月までだったから春休みほぼ潰れたし

終わって一息と思った途端に事故にあって、車が廃車

ようやく新しいクルマが納車と思いきや院試一ヶ月前切ってるっていうので

長かった・・・なんやかんやで行けないという状況長かった・・・



そういうわけでね、のんびりやってきました

久しぶりに行ったんだけど、船の面々は相変わらずで

まぁ爺さんばっかなんだけどね

誰か死んでないかとおもってたけど大丈夫でした、良かったよかった



釣果の方はというとまずまずですかね

せいごのそこそこのサイズのやつが二匹ほど釣れまして

あとはメバルとかだねー数えてないけど結構多い



今日はじいちゃんが仕掛けを丸々うっかり家に置いてきてしまって

途中で釣具屋で調達して作りなおすという面倒なことやってました

なので糸が絡まってもすぐ切り替え出来なかったのが無念

アレがなければもうちょい釣れてたのにな―



あとクロダイかな・・・結構大きな獲物がかかったんだけども糸が切れちまった

逃した魚は大きい・・・



暫く行かない間にちょっと変化が起きていました

いやぁあんまり詳しく書くと駄目なんですけども

行ってる釣り場がねぇ、ちょっと行政のことで堤防の再開発なんですけども

それでね、使えない場所ができちゃってねぇ・・・困ったもんです

今まで一番使ってたスポットだったので、無念


そういうわけで今日は別の場所だったのです。

そっちでも結構連れたんですけど、今日は風が強くてねぇ・・・まともに向かい風になる場所だったんできつかったです

いつもは風を見て行き先決めてるもんですから、選択肢がねぇ・・・



何時の世も釣り人には世知辛い



あれなんですよねー釣りって敵が多いんですよねー

漁師はプロですから、素人なんか目障りでしょうがないでしょうしね

んでもって行政やらも規制ばっかでしょ?

その昔は魚釣っただけでしょっぴかれたと聞くしねぇ(江戸時代)

釣具業界はまぁ味方でしょうけども、ぶっちゃけそんなに規模が大きくない気がする

あと女性たちからは臭い汚いきもいの 3K 称号を頂いておりますし

最近の子供はミミズの一匹も触れられない子ばっかりで完全に未来がない業界なんですよ

僕の友達もまともに釣り出来るやつって5人もいねぇし、コンスタントに行くのって僕くらいだしね

船の面々だって20代は僕独りだし、その上っていうと50前後かな・・・40はいるかも

もうお先真っ暗ってな具合です




だいたい規制がねぇ・・・



行政とか利権とかがもっともらしい理由つけて個人の楽しみを奪っていくというのは僕は中学生くらいの時に理解しました

というのも池釣りを小学生くらいから友達とね、やってたんですよ


生き物関連の変遷といやぁ、僕は虫取りのカマキリから始まり、チョウあたりを探し森のなかへ入り、トカゲ、カナヘビと爬虫類ですね、蛇へと移って、両生類、まぁカエルイモリあたりと小3くらいまでに網羅したあと、魚釣りへと移っていきました


今でも草むらとかでトカゲなんか発見するのはめちゃくちゃ早いですよ、なんの自慢にもなりませんけどね

運動系の動体視力は全くもって皆無なくせして、トカゲとか見つけるのはすごく早かった(モテない要素抜群)


で5年生くらいかな、友達と割り勘で小遣いはたいてスーパーでうどん買ってきてね(当時ひとり30円とか)ザリガニつりから始めたんですよね―(懐かしい)

「30円でザリガニ釣りまくれるとか最強やん!」と皆でいってました

しかし、うどん一本で何匹も釣れるもんですからザリガニの価値がもうハイパーデフレーションですよ

僕と旧友いや悪友のH氏の腕が双璧だったんですけども、完全にザリガニ量産機と化してました。

でもここで事件が起こってしまいます

あまりにザリガニ量産しすぎて、まぁ学校の同級生の男たちが皆揃うわけですよ

僕とかH氏は結構心得たところがあって、沈黙こそ玄人の知恵みたいなね、先生とかにはなるべく伝わらないように色々とやってたんですが、馬鹿な奴がザリガニのこと誇らしげに学校で言うもんでねぇ・・・

担任&学年主任から池にみんな行ってるというのがバレるわけですよ

立ち入り禁止だったので・・・


それで全校集会で怒られるくらいの大問題に発展しちゃって暫くは謹慎せざるを得ない状況に追い込まれてね

なんたって広めたのが僕とH氏ですからね



しかしそこでへこたれる僕らでもなく、ほとぼりが冷めたなぁと思う頃には今度はバスを狙おうということになってきました(あぁ書いててほんとに懐かしい)

H氏のおやじさんが竿を持っていたので、それからはじめて

まぁ二人で一本だったんですけどね

そこは工作得意な僕、糸だけもらって竿を自作ですよ


で、このころ色々と経験を積んで

バスを狙うのはやはり大きいのだと遠くに投げにゃかからないと

でもって餌(ワームです)も大きくないとダメだと

しかしガキの小遣いでワームを一揃い揃えるのは無理ということでね


なんてったって池を散策して誰か大人が捨てたワームを見つけたり、針を見つけたりして糊口をしのいでいたようなもんでしたから


僕のケース(古い筆箱)にはありとあらゆるワームが単体で揃うようなことになりました

そのおかげでか、どれが一番食いつきやすいかとか分かるようになりまして、中々馬鹿にできません

まぁそれでも竿は落ちていないのでどうしょうもなく

自作竿でブルーギルを釣って、活かしておいてそれを餌に大きいバスを狙うという作戦が生まれました

こうすればワームをちぎったやつでブルーギルが釣れるんで、大切なワームの消費量が抑えれるということです

編み出してからはすごかったですねー

昼ごろから繰り出して、二人で釣るんですけども

田舎なのにあんまり釣り人口が少ないからか、釣れる釣れる

今や語りぐさ(どこで?)ともなった伝説の2秒に1匹釣れた日なんてのもありました


しかし二人だけでやっていたので腕があがりすぎて、誰かにも教えたくなりました(破滅への道・・・)

そこでまたしても小学校の友達が参戦してきます

最初は二人でやってるとこを見られたのがはじまりだったかなぁ・・・


そのころには僕もじいちゃんに買ってもらった竿を手にしていたので二本あったんですけども、これを交代で使っていくというふうになりました。

8人くらいだったかなぁ・・・(毎回入れ違いでだれかきてたきがする


釣れるスポットとかを無理してみつけようとして(産卵場所とかね

池にハマった数知れず・・・w


しかしなんかの都合かいつも行っていた池の水が抜かれるという事態に直面します

これにはもう唖然としましたね

意気揚々と竿担いで行ってみたら、水がねぇんだもの

呆然と立ち尽くしましたよ



どうしたもんかなと


そっから違う池を探すことになって、一つ釣れる池を見つけたのが中2くらいかなー

それまでその池は釣れぬという認識だったんですけども、誰も釣らないうちに繁殖が進んだのか、いや釣れる釣れる

しかし割かし大通りに面していて、管理人というか警備員がいるもんだから、もう大変ですよ

通りに面しているところではじめはやってたんですよ、柵はもちろん超えて

案の定怒られますわな、でも怒られたくないので逃げますね

こっからが問題ですよ

仕掛けとか荷物とかあるのに逃げる体制を維持するのはきついと

池は通りに面してなくて森に面している部分もあって、そこに行こうと

そういうふうに考えたんですねー(釣りたい一心です

さてそういうわけで森へと探検することになります

当然ながら誰も通ってはいねぇので道なんかありません

その昔森へとチョウ捕まえるためだけに分け入った僕らですから、そのあたりはわけないのですが、水辺を歩かざるを得ないので(立ちながら釣れる場所を求めて)

あわや落ちるんですよ、池に

もうね、釣りスポット見つけるために何度落ちたことか

当時は携帯持ってる子なんかいなかったので、電子機器は壊れる心配なかったんですけども大変でしたね―楽しかったけど

そして獣道ができるくらい探検して、なんとかいい場所を2,3見つけたわけです

しかしまぁそこに行くためにちょいちょい無理しなきゃいけなくて、初めてのやつはだいたい一度はハマりましたね、池に(びしょびしょです

そんで誰もいねぇんで当然ながら釣れる釣れる

楽しくてしょうがない

でもいずれ噂を聞きつけて大人たちがやってきます

しかしまぁお互い釣り人そこは持ちつ持たれつなんですが、拡散が早かったなぁ・・・

警備員があの手この手でねぇ・・・

とりあえず出入口は何度も塞がれました、その度新しい獣道を作りなおして

今でもバレていないはずの道が2,3あります(道ともいえないが・・・

しかしほんとに広まりすぎて入り口は難関でもそこ超えればきれいな獣道になっているので、警備員がとうとう入ってくるんですよ

初めはスピーカーで「でてけえええええええええ」って叫ぶんで、隠れてやりすごすんですけども、しまいに森のなかまで入ってこられたこともあったりしてね

そうなりゃもう撤退するしかないわけです

相手キレてますんでなりふり構わずで進んでくるんですけども、こちらも捕まったらやばいので森んなか駆け巡ってねぇ・・・

池なんか別に良いじゃんって思うんだけど・・・ほんと釣りやらねぇやつには解からんのだろう・・・



そういうわけで昔っからほんと釣りするのって大変なんですよってお話でした。