中欧旅行記3 ワルシャワからベルリンへ
この日はワルシャワを発ち、ドイツのベルリンへ向かう
いよいよ旅のメインとなる国へ
ドイツに昔住んでいたけど、壁が崩壊して間もなかったのでとてもじゃないけど行こうとはならなかったのですね
さて、では旅行記のほうを・・・
ワルシャワ中央駅発の汽車の時刻が9時55分と決まっているので朝から支度を整えていた。
朝、6時50分に起きて食事をとった。やっぱり昨日食べたパンがおいしいので今朝は2つ食べた。
今日はベルリンに15時20分くらい着の予定で昼食は社内でとるしかないのだけど荷物が多いし、車内販売あるかどうかもわからないし、昼なしでも大丈夫なように朝はしっかり食べることにした。
荷造りに手間をとられ、9時前にホテルをチェックアウト
ワルシャワ中央駅には9時過ぎについた
事前にホテルから駅ホームまでかかる時間を着いた初日に測っておいたので予定通り
アクシデントに備えて早めに着いたけど、何も無かったので駅構内にあるスタバで無線を借りて調べ物と日本への連絡を済ませて汽車を待つ。
一人の外国人(こちらでは僕が外国人ではあるけれど)から何か尋ねられたが、列車のことはこちらが教えてもらいたいくらいだ、申し訳ない
というか何で僕に聞くんだろう・・・あからさまに旅人だって分かる風貌だと思うんだけどな
時刻になって列車が到着。意外としっかりしている
汽車はワルシャワとベルリンの間で何駅か止まるみたいだ。
自分の席を探そうとしたけれど、混み合っていて待つことにした。急ぐことも無いだろうし
どうせ隣は空席で二席分あるかなーと高を括っていたのだけど、どうも違うかったようで参った。
窓側の席で動くに動けないし、5時間もこれかと思うと気が滅入った
しかしせっかくの長い時間ではあるので、持ってきた雑誌の1つ目を読んだり、卒論の執筆をすることにした。
そうこうしているうちにベルリンに到着、東京から博多くらいの感じだろうか
ベルリンは天気がどうも曇りで残念。薄暗いと気分が下がる。寒さと疲れのせいもあるかな
今日はもうホテルでゆっくりしたい気分だ。
ベルリンの駅、鉄道網はややこしかった。
地下鉄、UとSバーンの乗り方がいまいち分からず、乗り換えはどうすればいいのかと悩んだ、よく思い返してみると前回のドイツの旅は都市間の移動ばかりで都市内の移動は一度も無かったのだった
とにかくUバーン(地下鉄)だろうと乗り込むもブランデンブルクに着いて終着、どうもここでは乗り換えも無理だし、とりあえず来てしまったからブランデンブルク門くらいは見ておこうかと見物へ(スーツケース持ち)
ブランデンブルク門前の広場には米兵とドイツ兵の軍服姿の人や(西ドイツと東ドイツかな・・・でもアメリカの国旗あるしなぁ・・・)謎のクマがいたりした。観光客も多い
ブランデンブルク門は聞くところによれば東西分断で通れなくなって冷戦の象徴みたいな側面があるらしい
近代史に疎いのでどうにも感動は無いなぁ・・・旅の連れに詳しいやつがいたらこういう時は面白いだろうなぁと思う
その後違う駅を探して歩いていくことにする
もうだいぶ疲れたなァ・・・
かなり歩いてようやくフリードリッヒ駅を発見
駅からは徒歩数分程度の距離だったので助かった(しかし中央駅からの利便性が悪い)
チェックインをすませて部屋に、しかし部屋の鍵が開かない
いやドアが動かない
ホテルの人を呼びにフロントに戻り開けてもらうことに
どうやら鍵はひねったままにしないとダメだったようだ
部屋はまぁまぁ、しかしまたも風呂桶がない。
中央駅から遠いのだからせめて風呂つきにしてほしかったな・・・
もう動く気力が湧かず部屋で無線を拾えたのでだらだらしていた。
夜になってお腹が減ったのでレストランを探すことにした。
近くでなにかないかとぶらぶら歩くと駅の近くのNETESというお店が良さそうだったので入ることにした。
店の人も中の雰囲気も良くて気に入った
レストランは観光客向けのところは苦手だ
しかしローカルな店なので当然ながらメニューは全く読めず、おすすめを頼むことにした。ビールは読めるのでベルリナーを頼む
味は少し苦味が強く、深みが少々物足りない
二杯目はベックスを頼んだ。
料理はポテトの盛り合わせ、いかにもドイツ料理というやつだ
中々美味しいし量も良い。ポーランドが多すぎたから余計にそう思うのかもしれないが
明日も来ようと思った。
カウンターにテレビがあってビリヤードの中継をしていた。
スポーツ枠になってるのかな
中々面白かった。
その後はちょっとスーパー寄って、お菓子とか買って帰ることにした。