また旅がはじまる

中欧旅行記は続きの記事はもうできてはいるのですが写真のアップロード上限に達してしまってしばしの休止です。

来月にならないとダメみたい

でもサイズが大きいからそれで間に合うものか・・・

隔月くらいになりそうだなぁ・・・

縮小してアップすりゃいい話なのですが、まぁー手間ですからねぇ・・・

そこまでこのブログ見てくれてる人いるとも思えないし・・・

写真自体はだいたい最初にまとめた2ちゃんのまとめサイトにあがってるからまぁのんびりやってもいいかなーと

文章自体も旅の道中で書いたものだしねぇ・・・いろいろ編集というか加筆したりはしているけれど



さて、近況です

10月1日からまた旅に出ます

イエーイ(パチパチパチ)

どこへ行くかというとヴェネチアです

ヤッホオォオオー

日数は現地で6泊7日

短い・・・・


ずっとヴェネチアです

ええ、旅っていうよりバカンスでしょうか

旅の定義ってなんだろう。なんとなく自分の中で旅行≠旅なんだけど

旅はすごく自由なイメージがある。前回の中欧は間違いなく「旅」であったと思うけれど




いや〜しかしヴェネチアだけなんだけど、日数があればミラノとかローマとか行ってもいいんですけどね

せわしないじゃないですか

ローマはガキの頃行って結構記憶にあるしね・・・

っていうのはまぁ言い訳で

のんびりしたかったんですよ

というかありきたりの旅とか御免なんですね

現地の空気を感じたい(ドヤァ

うーん、実はなんかそうカッコつけたもんでもないんですけど

めぼしいところだけ見て終わりっていうのはつまんないと思うんですよ

観光客ばっかだしねー・・・

もっと静かに街の空気に触れて穏やかに過ごしたい

まぁあれです、いうなれば風邪引いて、学校休んで家でいるときの午前10時半くらいの心境

もちろん治りかけ

意味不明か・・・





今回はですねー息抜きです、ほんとに

いやこの半年、前回の旅が3月下旬くらいに終わってから今9月終わり

ちょうど半年

もう、辛いことしか無かったような・・・

院生がほぼ俺だけだから4年の指導を一手に受け持って

授業もあるけれど、他の連中はお互い助け合えるところを俺はぼっち(同期がみんないなくなったため)だから独力で頑張って

なぜか学科の会長になって無駄な雑務をすべて押し付けられる有り様

実験班にうつったはいいが、誰も実験班がいないから、これまた独力でなんとかして・・・

勢いで研究がんばって

そうしていたら急に春の終わりに学会でろというお達し

夏休み返上して論文書いてたら今この状況



何か楽しいことがないとやっていけないなってね、思ったわけです



幸いにして

金はある

というか稼いだ

またね

稼ぎました

使わない手はないだろうよと



まぁ旅のことがあるから利益確定して、その後上昇しまくって儲けたという感じはないのだけど・・・置いておいたら2週で30万は余分に稼げたものを・・・



話を戻してですね、時折暇をみつけてというか休憩時間にですね

いろいろ旅行先を考えてはいたのですが

いかんせんそもそもの調査時間がない

ほんとは夏に(もう秋だけど!)遺跡とか訪れるのええじゃないか?

とか思ってたのですが

アジア行ったこと無いし、行きやすそうなタイは軍がクーデター起こしてしまってるし

インドネシアとかどうかなと思ったけどビザがいるっていうのでめんどうになってしまった

あとボロブドゥール遺跡って行くのがなんか手間かかりそう

何も調べず行くのは無謀すぎるかなと

ビールのめねぇし・・・


んでまーいろいろ考えたのですが

もうヨーロッパでいいやーと

普通の人はヨーロッパいきたいけれどーアジアにしとこうって

そういう思考らしいですが

僕はどちらかというとアジアのほうがハードル高いのと、お金に困ってないからね!!!!!

死ぬ気で稼いでるから!!!!ハッハッハ(泣)



んでまー中欧この前いったしなー

あと行ってない国でいえばスペインとか西欧のほうなんだけども、なんとなくまだ行く気にならなくて(行きたいけれど、自分の中で時期じゃない)

イタリアは行ったことあるのだけどヴェネチアは行ったこと無くて

欧州で一番いま行きたいといえばそこかなーと思ったので

はい、イタリアにいくことにしたのですねー

水路って素敵じゃないですか

まーそこでのんびりちょっと休もうかな〜ってね思ったわけですねー




そういうわけで、旅がまた始まるぜっ!!!!

短いけれど!(言うの二回目)


ほんとはやっぱり1か月くらいは行きたいですよ

でもね、そうすると終わっちゃいますからね研究が

というかうちの研究室いまボクがいるから回ってるようなもんですから

もう1か月もいなくなったら後輩マジギレもんですからね

しょうがない、諦めよう






まだブログには描きかけだけど

前回の中欧の旅は良かった

ほんとに良かった

楽しかった

あんな楽しい旅はもう無いんじゃないかって思うくらい楽しかった


書き起こしていて思い出すんですよ

いいことばっかってわけじゃなかったですけどね、スマホ落としたり、金がつきかけそうになったり・・・w


でもなんだかなー

ほんとに毎日が楽しいってそういう日々って中々無いなぁって思うわけで

今は擦り減らしてますからね



少し、休憩したいなって

俺はそんなにメンタルが強くない

だから二年もずっと研究だけするのは出来ない

って思うんですよ、思ったんです

途中で多分死にたくなる

いや、それしか手がないのなら、やると思うけれど

俺はもう2年くらいなら世界を旅して歩けるだけの金があるのに

我慢ができないと思う

だから息抜きが必要じゃないかなーって




いやー酒飲みながら酔いながら書いてるので終着点見えないというか

起承転結どこ行った状態ですけども



少しだけ、あの楽しかった旅の続きが見たくなったのです




独りになりたい


あの孤独感を思い出したい


ワルシャワに着いた時

ほんとに殆ど調べずに行ったから(時間がなかった)

どうしようかなって空港から窮した


はじめて一人で海外に行ったから

もっとあせると思ったんだけど

全然そんなことなくて


底がないような自由を垣間見た


いきなり壁にあたって、こっから3週間以上、独りか・・・って思いだして

心の底から笑いがこみ上げてきた


そこから幾度も孤独を感じたけれど、一つ一つが最高に楽しかった

ワルシャワで独り黙々と水を買える店を探した夜とか

ベルリンで薄暗い酒場でひとりビールを飲んでた時とか

ハンブルクへ向かう途中、座席が満席で通路でビールを呷ってた時とか

アレスター湖で夕日が沈みきるまで、ぼんやりと水面を眺めてた時間とか

17年ぶりに昔住んでいた街、リッセンを訪れて、何も変わらず、世界の流れから切り離されてたように感じた故郷の空気とか

となり町の澄んだ川の畔をひとり眺めてた時間とか

フランクフルトを流れるマイン川に映る街頭を眺めてた夜とか

一年半ぶりに訪れたローテンブルクの賑やかさが無くなってたこととか

ドレスデンに向かう途中、向かいの席に座る父子を見て、不意に孤独感に襲われた時とか

エルベ川の畔で、百塔の街の絵を黙々と描いてたあの時間とか

プラハの路地裏を練り歩いた夕刻とか

ウィーンの町外れの酒場でおっちゃんと飲み交わした宵とか


なんだか本当に自由だったと思う。

生きていくうちに

僕のまわりに見えない柵がどんどん巻き付いていて

なんとか振りほどこうと微小な努力は重ねている分

多分、平均的な人よりはそういう柵は少ない方だとは思うのだけど

それでもやっぱり動きづらいというのはある



それが前回ほんとうに一時的にだけど無くなった



自分の稼いだ金で、自分の足で歩いて、自分の目で見て、呼吸して

朝起きて、今日は何をしようかって考えて

続く旅、次の国に思いを馳せて



いまのモノクロな生活からすれば、あの旅は本当に現実だったのかって疑いたくもなるくらい色が濃くて、一日が長くて

生きているというか

今日、楽しかったからもう死んでもいい

けれど、明日ももっと楽しくなる

そんな日々は、生まれてはじめてだった気がする。


周りに嫌なものが全くないってのは最高だ

自分のことを知ってる人が周りにいるっていう状況は一種の安心感はあるのかもしれないけれど、自由が好きな人にとってはある種の苦痛を伴う



もう少し、頑張らないといけないから、ちょっとだけ息継ぎをしたい

前の旅を思い出して

次の旅を思い描く

そういう旅になったら良いな・・・