中欧旅行記6 静かに流れる川の畔 リューネブルク
朝はのんびり起床。
一度、早朝に眼を覚ましたけれど、体が言うことを聞かなかった。
ホテルのサービスはどうですかと昨日受付の女性に聞かれたのだけど、日本でこのホテルを手配した時、朝食なしで頼んだはずなので下手に請求されるよりは外で食べたほうが良いだろうと思い、ホテルの隣のパン屋さんで朝食をとる
この日は午前中はハンブルクから南東へ行ったリューネブルクを訪れることにした。
列車に乗って約30分
長距離の列車ばかりだったから30分はとても短く感じる。
それとものんびり時が流れている町だからなのかもしれない
リューネブルクに到着後、コンパスを出し、道を歩く
なんとなくコンパスが最近不調であるのでスマホの方でも確認してみようとするも、ポケットに無い
少し焦ってきた道を戻るも無く、ハンブルクを出るときに確認したし、列車の中でも何度かいじった覚えがあるということは、おそらく列車の中でポケットから滑り落としてしまったのだろう。
とりあえず戻って確認しないといけない。
けれどハンブルク行きの列車までは時間があるので、まぁ今更焦ってもどうしようもないと判断して
町をぐるっと散策することにした。
隅々まで見て回るのは諦めよう。小さい町だから、当初から午後には発つ予定ではあったけど
リューネブルクはかつて塩の町として栄えたらしい
川の流れが綺麗な町だ
市庁舎や広場も綺麗だけれど、やはり町に流れる水の流れが良い。
静謐な空気だ
町は静かで、観光客など誰も訪れないようだった
綺麗な片田舎の町といったところだろうか
ぐるっと町を一周してきた。
水辺では小学生の遠足で団体が遊びに来ていたりもした
のんびりと川の畔でビールでも飲みたい町だったが、スマホのこともあるのでハンブルクに戻る。
ハンブルクに戻ったあとはとりあえず「iphoneを探す」を使ってみたかったのでDBinformationには行かず、ホテルに置いていたmacを持ってスタバに向かう。
しかしiphoneがネット環境下にないので検出できなかった。ひとまずこれで悪いことはされてないといえるか・・・
とりあえず日本に連絡してスマホのsimをドコモのほうで止めてもらうことにした
いやはや自業自得とはいえ災難だ
とにかく油断したなァ
しかし落としたのがカメラではなくて良かった。せっかくの写真が無くなってしまうのはいけない
今回から旅にカメラを持っていくことにしたのは良かった。それまではスマホだったからね・・・
それからは何もする気が起きず、ネットサーフィンをしつつ昼飯のサンドイッチを食べた。
落とさなければリューネブルクでビールでも飲みながら食事を取れたものを・・・
一息ついたあと、macをホテルにおいて、中央駅のinformationで落し物の確認をしてもらう
まぁ案の定、届け出などはなく・・・
一応、紛失届というものを書いて、見つかったら連絡してもらえるようにした
この一件では、オチがあって
スタバのネットでiphoneの画面に僕のメールアドレスと拾ったら連絡くださいという文字を表示させるようにしたのだが
日本に帰国後に表示させておいたアドレスにメールが届いた
モロッコに住むハッサンという人からのメールで
なんでもドイツの人からiphone5sを300ユーロで売ってもらったらしいが
ロックがかかっていて使えない、とても悲しい
なんとかしてくれないか、ブラザー
という内容だった
300ユーロといえば中々に大金ではあるし、モロッコの物価を考えれば尚更ではあるから教えてあげたくなったのだけども
闇商で買ったわけだし、そこは自業自得
というか僕に返してくれるつもりは毛頭無いわけで
ごめんね、ハッサン
教えてあげられないよ、というわけでメールは無視しちゃいました
しかし、ドイツからモロッコまでいくとは・・・
次は、僕が住んでいた町 リッセンへ(())