中欧旅行記13 ローテンブルク散策

ニュルンベルクからローテンブルクに戻ってくると3時過ぎだった。

まだ十分見て回れる時間帯

一度ホテルに戻って重い荷物を置くことにした

するとホテル内で日本人らしき人たちに遭遇する。

話を聞いてみるとやっぱり日本人で、ツアーでフランクフルトから来たとのことだった。

街へ出かけても、ツアー客がかなりうろうろしてて、異国の感じが無くなってしまっている。

残念だ。

町並みは懐かしい


くるみわり人形(特大)

王様の形をしてるのは理由があって、王様の形をしたコレに硬いくるみを割らせてストレス発散!っていう理由からだったそうですよ



1年半前に来た時の思い出深い場所とかを歩いたりしたけれど、全体的に静かだった

前はやっぱり祭りだったからなんだろう

こちらが本来の町の姿なんだろうけど、凄く寂しい



あの可憐な少女と会った橋も今は誰もいない

土産を売っていた女の子の店も変わってしまった

僕だけが変わっていなくて、1人でここに戻ってきて

そう思って、とてつもない寂寥感に襲われた

1年半前、一緒に旅した友達とこの街で出会った人たちと酒を飲んだ店は今も変わらず在ったけど、あの楽しい夜はもうここには無くて過去のものなんだなァ

あんなに楽しい夜は無かった

今は僕1人だけ、なんだか自分の人生みたいだ

旅は人生の縮図とはよく言ったものだね

広場も公園も変わってなかったけど、ギターのおじさんも駆ける子どもたちもいない。

冬の気配があるだけだった

一度ホテルに荷造りをしに戻った

明日は朝早くに発たなきゃドレスデンに着けないかもしれないから早めに支度

荷造りが終わったので夕食を食べに出かけた

考えるのが面倒だったので昨日と同じ店に行くことにしたのだけどツアー客の大学生たちがぞろぞろと来て大失敗だった。

滅茶苦茶にうるさくてウェーイをやりだしたからたまらない

周りを日本人に囲まれて、いったい俺は何しにここに来てるんだと思った

食事は適当に頼んだが、まぁまぁうまかった

となりの女性たちも日本人で、うるさい連中と同じなのかな?と思って

ツアー客か?と聞いてみたけど、どうもこちらは個人らしくて、彼女たちもウェーイの大学生がうざくて参ったとのこと

話していると、僕のことを留学生かなにかだと思ってたみたいだ。何でかな

食べたあとはすぐに出てホテルに戻って寝ることにした。

明日は早い、大変だ。