中欧旅行記14 百塔の町 ドレスデンへ

朝は六時半(ドイツ時間)に起床。

寝間着などの始末をして、朝食を7時前からホテルのレストランで取る。

ローテンブルクのホテルはかなり良い感じだけど、食事は質素だ

というのも良い物が食べたければ追加料金で、というスタンスなのでパンくらいしか食べるものがない。

長旅で、まだ旅がつづくので無駄遣いは出来ない

レストランでは(2014年3月頃だったので)テレビなどではずっとプーチン特集みたいな具合で、ウクライナ問題ばかり取り上げられている。

これはポーランドを旅してたあたりからずっと一緒ですね

日本からは遠いからさして興味をもっていない人が多いけれど、ヨーロッパではそこにある危機なんだろうなというのが肌に染みてわかりましたね、当時

ま、それはさておき素早く朝食を済ませた後は、8時6分の列車に乗らなければならないので、すぐにホテルをでる。早め早めでなければならない。

定刻通り乗り込み、シュタイナッハ→アンスバッハ→ニュルンベルクドレスデンと乗り継ぐ

列車の中では東洋経済の特大号を読み終えた

これで持っていった雑誌をすべて読み終えたので荷物がだいぶ減った

本は捨てるのが惜しいけど、雑誌はまぁそれほどではないので、4,5冊もってきたものは全部読み終えたら捨てた

長い移動だったのでその後は研究の本を読み進めたりしていた。

向かいの座席の父子がなんだか微笑ましかったりというのもあったっけ・・・

ドレスデン行きの列車はあまりに長くて途中で少し気分が悪くなったりもした


14時過ぎに中央駅に着いたが、そこから乗り換えた最寄り駅からホテルまでは一キロ以上あるらしく、なかなかその気になれずに中央駅のスタバで昼飯&ネットタイム

どうやらハンブルクで無くしたiPhoneは誰かに拾われて起動されてしまったらしい

起動後リセットするようにしていたので、リセットをかけたという連絡がきたのである

友達に連絡して、帰国後酒を飲む約束を取り付けたりもした

ニュースなんかも拾いつつだらだらとスタバで過ごす。

となりの太った姉さんが、僕より先に来てたのにまだいるから、追い出されないはず・・・w

ウクライナ関係の話が多いなぁ・・・

そのあとは株式関係の情報あつめとか

結局1時間半ほどいて、ようやくホテルに行くことにした

Sバーンで6駅(17,18番) レイルパスもそのまま使えるようなのでラッキーだった

ホームで列車を待っていると双子の少女に会った

2週間ほど前、ベルリンでも双子に会ったっけな・・・

全く違いが分からないくらい似てたが、それよりも美少女なのが印象に残った

かわいかったなー

列車に乗ると、やたらと笑っている少年とその両親が前の席にいた。

父親の口をいじっては(ひっぱったり)爆笑しているので見てるこっちも笑えてきた。

左前に座っているおばあさんも、ニコニコしながら見ていて、僕と目があったときにお互い、微笑ましいなという感じで頷いたりした

ホテルの最寄駅に着いて降りると機関車があった

これは凄い、思わず写真を何枚も撮った

そのあとは地図を頼りにホテルへ

ドレスデンはあまりドイツ国内でも随一の観光地というわけではないので、地球の歩き方も取り上げ方が小さい。

旅行会社でもらったホテル近郊の地図しか無いが、とりあえず方角は書いてあるので、なんとはなしに歩く

そこそこに距離がある

20分くらい歩いてようやく到着

着いてみると思いの外豪華なホテルだった

建屋が何棟もあってロビーも綺麗で広く驚いた。保養地のような感じだ

なるほどこれなら足を伸ばした甲斐もあるというもの

肝心の部屋はというと、こちらも豪奢

フリーでwi-fiも使えるし、トイレはユニットバスではなく個室で、風呂は桶がちゃんとあって足が伸ばせるくらい大きい

洗面台も横にも縦にも広い

おまけにテラスまである

しかし残念だったのは入るときにこの旅で二度目の鍵があかないというアクシデントで、ロビーに重い荷物を持って引き返さなければならなかった。

そのロビーに向かう途中、内庭でタバコを楽しんでる二人のおっさんに声を掛けられた

1人は日本人でもう一人はスコットランドから

さっきトランク引きずって通り過ぎたのにまたトランク抱えてどうしたんだい?と日本語で

日本人かなぁと最初の時に思っていたけど、案の定といったところ

事情を話すと、そのまま長話に

日本人の方は川崎重工の人で、スコットランドのほうも同僚らしい

名前はジェシー(アダ名)

日本人の方は1月25日から出張でこちらにきていて、その前は年明けから韓国にいたらしい。帰国後すぐに次はドイツのドレスデンへ行けと言われて、毎日本社にメールして「帰らせてくれ」と言ってるらしく、嘆いていた。

ジェシーの方はもっと長くて、こちらのホテルでずっといるらしい

とりあえず、先にロビーで鍵の開け方教えてもらって荷物置きたかったので、ちょっと話は中断

ちょっとした開け方にはコツがあったらしい

荷物をおいた後は、二人とロビーでビールを飲むことに

おごってもらえたのが嬉しかった(金銭的に相当きつくなってたので)

二人は41と40歳で二人共未婚らしい

ジェシーが40だったかで、この前ガールフレンドに振られたばかりらしく、酒が少々荒かった

君はガールフレンドはいるのか?と聞かれたので、あなたと同じでいないよ、と返すと喜んでいたのだけど、年の話に移って「22だよ」と言うと相当驚いて、怒っていた。

同じくらいの年齢で彼女も嫁もいない同類だと期待したらしい

曰く年下だろうとは思っていて、年齢は36くらいだと思っていたらしい

確かに長旅で結構くたびれては来たけど、とうとう干支一回りを超えてしまったか・・・日本人は若くみられるとは聞いていたけど、全然話が違う

のんびりくだらない話をして、一度部屋に戻った。突如としてお腹がとても痛くなってトイレに籠るハメに

それでも腹痛がやまずストッパを飲んだ

晩飯をどこか紹介してもらおうと思って、ロビーに戻ったのだけど、二人はもう出かけてしまったあとだった。残念だ

しょうがないので、ホテルのレストランで食べることにした。

なんか皆リッチな感じで、特に前の席にいた二人は高そうなスーツにドレスで、スナフキンは場違いだなぁ・・・と肩身が狭かった。

食事は美味しかったけれども、やはり高かった。

食後は出かける気にもなれず、部屋に戻った

明日は観光しようか