中央旅行記19 オーストリア、ハプスブルク家の栄光の都

朝はのんびりだった。

昨日はオペラが長くて、rennvegに戻ったのがそもそも11時過ぎ、そっから飲んでたので結局寝るのが1時とかになっちゃって、起きたのが最終的には九時くらいで、朝食は諦めてだらだらとホテルにいた。

昨日予定以上に動いたので今日はもうそこまで行かないといけないところもないだろうなぁという気もあったのだ。

それからとりあえずミッテ駅を見に行くことにした。

トラムはどうも好きじゃないし、明日は空港だから時間やら駅やらを確認しがてら言ってみることにした。

結構大きめの駅でショッピングモールも兼ねているようだった。

朝飯もまだだったので手頃なところで兼用の食事をとろうと思いぶらぶらと歩いた。

パン屋のパンでいいかと道路に面したところで水と一緒に買った。

水は炭酸入りだったので失敗だ、もう三度目くらいか。

そのあとUバーンでシュテファン大聖堂の近くの駅に行くことにした。

駅を上がったらすぐそこにあった。大きくて白い。真っ白だ。

外観は一部工事中だったのは残念。大聖堂の前にはOperaのチケットを売ってる人たちがいっぱいいた。

人もたくさんいる。

大聖堂の中に入ると、結構厳かな雰囲気で、なんかミサをやってると描いてあって、奥には入れなかった。

ぶらーっと眺めて出ることにした。

もう大聖堂も慣れてしまった感じはある。

出口には物乞いがいた。中にはいってる奴は初めて見たなぁ。

俺が金ほしいくらいだよ・・・

そのあと近くにあるはずの王宮を見に行くことにしたのだけど、方角がまったく検討がつかずコンパスも変な向きを示すので困った。

広場にアイス屋さんがあったので1ついちご味を食べることにした。コーンの上山盛りつけてもらった。

すると昨日のOperaの通りと同じ名前の看板があったのを見つけた(伸びているのだ)なるほどと思って、アイスを食べながらそっちに歩くことにした。

大きな通りでブランド物から土産屋までいろいろあった。

あとでどこかで何かじいちゃんに買って帰らないと。

オペラ座までは行かず、途中で右手に折れて王宮方面へ。

白い壁がつらつらと現れ始めた。銅像のある広場みたいなところに出た。

そのあと建物をくぐっていくと、王宮の入り口だった。

立派なもんだなぁ〜しかしとにかく白いなというのが一番の感想だった。

こんなに白いのは見たこと無いなぁ。

王宮の前はなんか遺跡の発掘中みたいなとこがあった。なんだろうかなぁ。

入口付近には馬車が結構止まっていた。王宮の中へと入ると、上に開けていて、ドームみたいになっていた。

とても綺麗。

そのあと進むと中庭みたいなところに出たのだけど、カフェ&バーがあって、疲れてきてたのでビールを飲むことにした。


店員がバーテンみたいな格好でかっこいいなー「サー」って呼ばれるのはこそばゆい。

ぼーっとビールを飲み、一息ついたので歩き出すことにした。

そのまままっすぐ言って、また開けたところにでた、新王宮とかいうらしい。




銅像が2つある。緑の庭園というか広場というかになっていて、ギターを引いてる人がいたのでちょっと聞いていた。

そこからさらにまっすぐ行って、道路の手前は大きな門になっていた。


ドイツの門のほうが立派かな。道路を渡ったところには2つ同じ建物というか王宮?みたいなやつが左右にあって、右側(西側)の自然博物館に行くことにした。


左は美術館らしいんだけど、なんとなく2つはしんどいし、自然のほうが面白そうだ。

道路を渡り切ると、やけに明るいおじさんに話しかけられる、どこからきたの?というので日本からというと、そうかそうかーこれをあげようってな具合で本が並んでるとこに行ったのだけども、日本語版がなくて、もう一つ左側にまでいって、1つ手渡された。

なんだろう、観光のなにかかなと思えば「神は私達に何をおしえてくれるのでしょう?」みたいな本で、苦笑いしつつ受け取って立ち去った。

ぱらぱらとめくるとエホバだった。

こんなとこでもいるんだなぁと思うのだけど、キリスト教はこちらが本家だったなと思い返す。

異端教徒もそりゃ日本よりも多いだろう。

自然博物館の入り口が分からずぐるっと一周したあげく、結局中庭に面しているところだとわかった。

10ユーロほど払って中に入った。



また豪華絢爛なエントランスだったな。


元々がそういうものだから道理だろう。中は順番に回っていくことにした。

最初は石とかで地球の成り立ちみたいなのに移って、古代の生き物から今の生き物という具合だった。

恐竜のところがおもしろかったな。映像があったのだけど、それは博物館が水にひたって、そこから化石が動き出すみたいな流れで、なかなかおもしろい。

恐竜は化石の他に模型みたいなのがあって、それは動いた。

サメのコーナーなんかもかっこよかった。

二階にあがるとカエルがずらーっと剥製にされてたんだけど、これはどうなのかな・・・足が伸びてる姿は正直好きじゃない。っていうか死体はどうもなぁ・・・

動いてなんぼだなぁと思った。

他にも鳥とか哺乳類のもあって、哺乳類はつくりものだろうな。

京極の小説を思い出したのだけども、どうにも俺は剥製というのが好きじゃないらしい。

死体をかざるなんてどうかしてしてるよ。虫までだなぁ・・・虫といえば蝶の展示もあって、あれは結構感動した。

カブトムシとかはそういえばなかったな。

そのあと出て、地下鉄の方へとあるいた。喉が極限まで乾いていて、飲み物やを探した。

水とオレンジジュースを買って一気に飲む。

さてさてこのあとどうするかと思案して、また大聖堂の方に戻って、土産を買うことにした。

駅についたらとりあえずさっきミサで入れなかったとこも見ておこうと、大聖堂の中にはいる。やっぱり立派だなぁ〜中は白くないけども


そのあと〜なんちゃら通りにいくことにして、さっきのアイス屋でもう一回アイスを食べることにした今度はレモン味。

ぶらぶらと歩いて、モーツアルトのマークの赤い店でチョコを買った。

まぁこれでノルマはクリアかな。

さらにぶらぶらと歩いて、途中で店を冷やかしつつ、通りの真ん中のカフェでケーキを食べた。美味しかったな。

そのまま突き進んでオペラ座のところまできた。

昨日あったダフ屋に、彼女はどうしたの?と言われる。一緒に来たわけじゃないんだな〜

オペラ座の前のトラムでホテルまで戻ることにした。

荷物も重いし夕方になったし、荷物の整理もあるしな。pcもいじったりした。

街はもうあらかた見たという感じがしたが、ビールはまだ飲みたいので、7時くらいからホテルを出て飯をくいにいくことにした。

エレベータをおりたところで偶然yuiさんと鉢合う。もう会わないと思っていたわ。

駅の方まで歩いて、交差点のところの店で食べることにした。やすそうだしな

ビールとチキンを頼んだ。

店ではサッカーの中継をやっていた。日記をかきつつ飲んで食べた。

ビールは比較的高めだったので二杯目はやめて昨日の店にはしごしにいくことにした。

カウンタでビールを飲み、日記の続きをかく。こちらでもサッカーの中継をしていた。

二杯目を飲んでいると、ひとりのおじさんから声をかけられた。

どこからきたの?から始まってウィーンはどうだった?というのでpure whiteといった。

純粋な白だよな、印象は。そこから意気投合して色々がんばって話した。

こういうのはたまらなくすきだよ、俺。異国の酒場で異邦人が国の人と飲むって素敵だ。

握手して抱擁して別れた。

明日帰るんじゃなかったらもっと長居して色々話したかったが残念。

また戻ってくるよと言ってしまったので数年後にまた来ることにしようウィーン