ヴェネチア滞在記2 水の都

随分と間が空いてしまいましたが,いよいよヴェネチア滞在記書いていきます.

朝は飯がつかないので,ぶらぶらとメストレ駅のほうへ

今日からいよいよ旅行のはじまり

昨日のうちにヴェネチア本島の行き方は理解したので,同じ道順で列車に乗る

といっても本島まではすぐ,海の上,リベルタ橋を走っている時間が一番長いくらいだったかな

前回とほぼおなじ構図ですが,駅前にて

昨日はサンマルコ広場までは迷ってしまって(そもそも地図を持ってなかったけど)行けなかったので,とりあえずそこを目指すことにします.




街がどこもかしこも綺麗なので,ついつい写真を取ってしまって,足が遅くなりますね


たぶん,こっちだろうという方向へコンパスを頼りに進んでいきます.

ヴェネチア路上ミュージシャンたち

意外と思われるかもしれませんが,イタリアの人はそれほど背が高いわけではありません

ちょっと演奏を聴きつつ,歩みを進めます.


何年前,いや何十年前につくられた建物なのかと気になりますね

あるいは100年以上前かもしれません

かの有名なリアルト橋の麓に来ました.高さはそれほど無いのですけどね


こちらが一番有名なカメラスポットかな?橋の上です


よく見る写真じゃない方向.逆側は運河がカーブしています.

ヴァポレットはよく通りますね

リアルト橋はこういう感じです.

東側の麓にあるレストラン付近です.こちらのレストランはカプレーゼが美味しかったので3回くらい来てしまいました.

というのもウェイターのおそらくインド人かなあ・・・のダンディーなおじ様がやり手なんですよ

いずれその話は後ほど(いつになるやら)

昼食をとったあとは,さらに東南の方角へと進みます.




路地そのものが楽しい街って欧州でも中々無いと思います.

初めては別ですけどね

実際のところ,普通の街は長旅だと結構飽きてしまうのですが,ヴェネチアに関しては杞憂ですね

そうこうしているうちにサンマルコ広場が見えてきました.


右手がいわゆるサンマルコ広場

アクア・アルタによって水没している写真もよく見かけますね

水たまりになると鏡面になってそれは美しいと思いますが,観光しづらいかもしれませんねー


左手はサンマルコ寺院

しかし残念ながら外観は工事中の部分が大きいですね

広場の角には鐘楼があります.

もちろん登りましたが,その写真は後ほど,先に散策を優先します.

結構並んでたんで,時間経ったらマシにならないかなーという判断でした


こちらはサンマルコ広場の奥,というか裏側の路地といったほうがいいかな


さきほどとは逆側からのサンマルコ広場,日光がすごく眩しいですね

サングラスもってこればよかったとずっと思っていました.


サンマルコ寺院の中に入りました.2階からの広場の眺め

人が多いですね.寺院の内部は写真駄目なので残念

ここでしばらく広場をなんとはなしに眺めていると,一人のイタリア人のおじさんから話しかけられました.

日本語で

「君は日本人だよな?なんか今日チャイニーズがうじゃうじゃいるけど、どうなってんだ?」と

確かに多いなとは僕も思っていましたが,どうも他の人と何人か話しましたが,イタリア人は中国人があんまり好きじゃないようですね

「日本人と中国人と韓国人の見分けは白人からするとつかない」

なんて日本ではよく言われますけど,そんなことは無いんですよね

僕は外国で中国とか韓国人と言われたことが一度もないです.

鐘楼はご覧のとおり長蛇の列です.諦めて順番待ったほうが良さそうです


寺院からは海も見えます.美しいですね


こちらはドゥカーレ宮殿


対面に位置するのは国立マルチャーナ図書館

こんな図書館あったら素敵ですね

下のテラスはカフェになっています

さて,寺院を後にして,ようやく鐘楼へ





壮観の一言ですね.やはり建物が統一されていると綺麗です.



ずっと眺めていたくなる風景ですね

この鐘楼はエレベータで登ります.いつごろから変わったのか気になるところですね.複雑な工事になったんじゃないでしょうか

エレベータの中では日本からきたツアー客と一緒になりました.口ぶりと見かけ,そして行動からして大阪のおばさんと断言できましたが,さらに一緒になっていたハネムーンと思しき,これまた日本人のカップルがいまして

おばさん連中が全力で茶々入れて冷やかしてたのは,哀れでしたね


さて次はドゥカーレ宮殿



広場などとは打って変わって,静謐な空気が宮殿を満たしています.






ただただ豪奢ですね


宮殿からは外も眺めれます.




こちらは宮殿から見た溜息の橋の水路

イタリアの言葉でponte dei sospiri

宮殿の隣にある牢獄へ罪人が投獄されますが,その牢獄へ入るときここを通り,思わず溜息がもれるので溜息の橋というそうです.


こちらがその牢獄


反対側では橋を撮ろうとする人で溢れかえっていますね


さよならドゥカーレ宮殿




そうこうしているうちに日が暮れてきました

ヴァポレットに乗って,駅の方へと戻ります.





リアルト橋まで戻ってきました

夕日を望む運河をここから見たかったのです.

しかし少し遅すぎましたね,また日を改めましょう

そのまま行き過ぎて,駅前へ

この日は駅前で食事をしてホテルに戻りました

明日はムラーノ島