ヴェネチア滞在記3 ムラーノのグラスを探して
ヴェネチア滞在記は日数が現地で6泊7日なので,7で終わりの予定です.
しかし,あと二週間で今度はフィンランド&エストニアを旅するんですよね・・・
こちらも日数としては同じ程度なのですが,その前に沖縄旅行と白川郷もあるし・・・
なんとか来年2月からの最期の旅までには書ききりたいところです
さて,現地三日目の朝です.
確か朝はメストレ駅でサンドイッチか何かを買って列車の中で食べました.
今回は朝飯ずっとこんな感じだったかな・・・何度かは本島ついてから買い食いしてたんだけど,記憶があやふや(一年前だし・・・)
ムラーノ島へは駅前のヴァポレット駅 フェローヴィアから直通で行くことが出来ます.
ムラーノ島は知ってる人にはおそらく結構有名で,ヴェネチアを訪れる人はとりあえずは行くところじゃないでしょうか?
かの有名なベネチアングラスは多くはムラーノで作られているそうです
では,いざヴァポレットに乗り,ムラーノへ
フェローヴィアからは半時間ほどで着きます.アクセスが良いですね
ただヴァポレットに乗るまでの待ち時間は結構ありますので注意が必要
町並みは本島とは少し違う感じ,天気が良いこともありますが,建物が低く日光が入りやすいため明るい印象を受けますね
通りの建物は大方が土産屋それもガラス細工のお店になっています.
この島に来た目的はウィスキーを飲むためのグラスを探しに来たのです.
綺麗で好みのものが無いかと一軒一軒物色していきました.
その中で見つけたのが,こちら
中々なものではないでしょうか?
水の都ヴェネチアにふさわしい流水をデザインしたダイナミックなグラス
色合いがまた美しい
お値段は2つで8千円程度と少々張りますが,その価値はあると思っています.
さて
このグラスを買ったお店については逸話がありまして
中々色々ぼく好みのグラスがいくつか置いてあって,結構悩んだんですよ,店の中で
このグラスにしても,他の色もありまして,こちらは黒と赤ですが,オレンジとか青色,水色,ピンクっぽいのもあったかな?
青色もまたすごく良かったんですけども,悩んで悩んでついにはこれにしました.
でも3つ買っておけばよかったと思っています,今は.
ま,そんな感じで悩んでいたんですが,せっかくだからお店の人のお勧めとかも聞いておこうと思って,レジのお姉さんに訊ねたんですよ
しっかしどうもすすめるのもは僕の好みじゃないやつばかりで
「これなんかは私もつかってて,色違いのこっちは夫のよ」なんて言うんですけど,どうにもそれはないわ〜と思うようなもので
「僕はこのへんかなと今みてて思ったんですけど,どう思います?」なんて聞いてみたら
「あなた日本人でしょ?日本人はみんなそれが良いって良いのよね」と言うもんですから
「イタリアの人からすると,これは駄目なの?」と聞いてみると
「私としては全然駄目ね.何が良いのかさっぱりわからないわw」なんて言われてしまいました
「そっか〜でも僕は日本人だからこれにしておくよ」と言って,お前なんでわざわざおすすめ聞いたんやって言われそうですが,上の写真のやつにしました.
ではグラスの話はこのあたりにして,さらにムラーノ島をめぐります.
ムラーノ島は正確には一つの島ではなくて,5つの島の集合体なんですね
なので島と島との間は橋がかかっています.
ヴェネチア本島も同じようにいくつかの島から構成されています
事実はヴェネチア本島よりも北に位置するムラーノ島ですが,若干南国っぽさがあるのは気のせいでしょうか
ムラーノ島はヴァポレットの駅がたくさんあります.
ちかくに別の島もあって,地元の方もよく利用しているような感じですね.
そろそろいい時間になってきたので,このあたりでムラーノ島の東側のヴァポレットの駅付近で軽食をとりました.wi-fiがあったのがラッキー
島を思うがままに散策し,午後を過ぎたあたりで,本当に戻ることにしました.
ここから他の島々の散策は明日にして,本島の路地裏とかをぐるぐるしようと思ったのです.
サンマルコ広場のほうへ行くことにしました.ヴァポレットで
ヴァポレットの上から,豪華客船が停泊しているところを見れました.
大きいですね,島の建物よりも随分と高い
クルージングはどうにもあまり惹かれません.
一人で気ままに歩くのが好きだからでしょうね
海側から眺める鐘楼とドゥカーレ宮殿も中々のものです.
対岸に位置するのはサン・ジョルジョ・マッジョーレ島
渡し船がこうもずらりと並んでいると壮観ですね
サンマルコ広場で下船した理由は溜息の橋を別アングルで撮ってみたかったからです.昨日なんとなく本島の東岸へは行かなかったので,そちら側からですね
夕日に映えるドゥカーレ宮殿
そろそろ夕食をどうするかを考えはじめ,とりあえずリアルト橋のほうへ戻ることにしました.リアルト橋からの夕日と夜景を撮ろうと思い立ったのです.
ひとまず東岸を北へ歩きます.ヴァポレットの駅のほうへ
さて,降りた後はいそいそとリアルト橋を昇ります.
中々に良い写真が取れました.よくみるアングルですけどね
これを自分の目で見れたことが良かったです.
橋の上も,いつも賑わっていますが,この時刻は尚更でした.みんな綺麗な光景を見たいんでしょうね
腹も減ってきたので,この辺りで食事をと思い,リアルト橋の麓のレストランで夕食をとることにしました.
このレストランは中々に立地もよく,アクセスしやすいし,wi-fiあるし,カプレーゼがひたすらに美味しかったので,旅行中3回もくることになりました.